化合物和名:ポドフィロトキシン (Podophyllotoxin)
骨 格 名:リグナン、フェニルプロパノイド
生合成経路:シキミ酸

 メギ科ポドフィルム(Podophyllum peltatum)に含まれる抗腫瘍作用成分であり、本物質をシードとして創製されたエトポシド(etoposide)やテニポシド(teniposide)は細胞周期のS期後半及びG2期にある細胞に対し殺細胞作用を示すとされ、乳癌、子宮癌や消化器系癌などの制癌剤として用いられている。南西諸島中南部に野生するハスノハギリ科ハスノハギリはこのデソキシ体を含む。

podophyllotoxin