中国東北部、朝鮮、モンゴル原産の多年草。花期8~9月。根を生薬防風ボウフウと称し、漢方で発汗、解熱、鎮痛、鎮痙などを目的とした漢方処方薬に配合される。成分としてクマリン誘導体に富み、Ca2+拮抗作用、抗ヒスタミン作用、血小板凝集抑制作用などが認められている。