中国原産の多年草で、塊茎を延胡索エンゴサク(開宝本草)と称し、鎮痛、鎮痙、浄血、痛経の目的で安中散などの漢方処方に配合する。プロトピンアルカロイド(プロトピン)、テトラヒドロベルベリンアルカロイド、ベルベリンアルカロイド(デヒドロコリダリン)を含む。塊茎の内部が黄色であるのはベルベリンアルカロイドの存在による。