近畿地方以西の本州、四国、九州、南西諸島の低地に生え、国外では中国、台湾、インド、マレーシアなどに分布するつる性多年草。中医学では根を粉防已フンボウイと称し、いわゆる防已ボウイとして繁用する。現在のわが国では薬用とすることはないが、江戸時代には中国から輸入していた。