イワヒバ(イワヒバ科)
Selaginella tamariscina (Selaginellaceae)

本邦各地の岩場に着生して生え、乾燥に強い常緑の多年草。全草を巻柏ケンパク(神農本草経上品)と称し、強壮、活血薬として用いた。水分条件のよい状態では写真のように輪生状に広がるが、乾燥状態では葉全体が内側に巻き込むように丸くなり、拳状となるので巻柏の名の由来がある。

iwahiba

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