東南アジア熱帯原産の多年草で、果実を益智ヤクチと称し、芳香健胃薬とする。中国では開宝本草で初めて収載された。モノテルペン、セスキテルペンからなる精油成分を含み、辛味成分としてジフェニルプロパノイドを含む。第二国民医薬品集、第七改正版局方より収載される。