東南アジア原産とされる常緑高木。熱帯に広く栽培され、果実の胚乳をコプラと称し、これを粉砕、蒸熱後、圧搾して得た脂肪油をヤシ油と称する。ヤシ油は軟膏などの医薬品の基剤とするほか、食用、石けんの原料としても用いられる。