ホップ(アサ科)
Humulus lupulus var. lupulus(Cannabaceae)

雌雄別株のつる性多年草でコーカサス付近の原産といわれるが、多くの変種が区別され、ユーラシアおよび日本列島にも広く分布する。雌株の毬花にルプリンと呼ばれる粒子があり、苦味成分と芳香成分を含むので、ビールの賦香・矯味料として用いられる。初版、第二改正局方、第二国民医薬品集、第七版局方に収載され、毬花を苦味健胃薬として用いた。

hoppu

→戻る(2013.8.2;武田薬品工業(株)京都薬用植物園)