ムラサキフトモモ(フトモモ科)
Syzygium cumini (Myrtaceae)

南アジア~オーストラリアの熱帯に分布する常緑高木。果実はやや収れん性があって甘く食べられる。フィリピンではDuhatと呼ばれ、民間で種子、葉および果実の搾り汁を糖尿病の治療に用いる。樹皮も収れん性があって、煎液を口内潰瘍に対するうがい薬とする。そのほか、アジア熱帯全域でも薬用とされる。

murasakifutomomo

→戻る(1997年3月;フィリピンケソン市アテネオドマニラ大学構内)