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トゲバンレイシ(バンレイシ科)
Annona muricata (Annonaceae)

新大陸熱帯に原産する常緑小高木。葉は長楕円形で互生する。花は、通例、葉とは反対側につき、花柄は木質で短い。果実は熟しても緑色のままで長楕円形、大きいものは30cmほどになり、全面に突起がある。果肉は白く黒い種子をまばらに含み多汁、酸味があり、英語名のsoursopはそれに由来する。生食するほか、ジュース、スムージー、アイスクリームなどに加工される。フィリピンではグヤバノ(guyabano)と呼ばれるが、スペイン名のグアナバナ(guanabana)の訛ったものである。葉をお茶に利用するところもある。

togebanreishi

→戻る(2017.6.3;フィリピン・ジェネラルサントス市)