表1 アジア各地におけるゲッキツの用途
国・地域 部 位   剤  型   用途
中 国
(九里香)
葉、枝 煎液 胃痛、慢性赤痢、鎮痛、打撲、下剤
腫れ物、皮膚の炎症、真菌性皮膚疾患
煎液 打撲、皮膚の炎症、真菌性皮膚疾患
インドシナ
ミャンマー・タイ
  収斂剤、抗赤痢、解熱剤
根、樹皮 粉末 化粧品
浸液 強壮剤、歯痛
マレーシア
(Kumuning)
  サナダムシに効力、ヘルペス
沈殿物 外用剤
インドネシア
(kumuning)
浸液 興奮剤、収斂剤、性感染症用薬剤に配合
焦がした樹皮 オイル 歯痛
  化粧品
フィリピン
(Kamuning)
浸液 止瀉薬、抗赤痢
煎液 歯痛