本邦各地の畑や道端に生える原産地不明の一年草。葉は互生し、菱状卵形で縁に浅い鋸歯があり先はへこむ。花期6~11月。若葉を食用とする。類似種にホナガイヌビユ(アオビユ)があるが、本種の葉先がへこむので区別できる。名は犬ヒユで、ヒユA. mangostanusに似ているが役に立たない雑草であるから名付けられた。