イタチササゲ(マメ科)
Lathyrus davidii (Fabaceae)

本州、九州の山野の日当たりのよいところに生える多年草。国外では朝鮮、中国、極東ロシアに分布する。葉は偶数羽状複葉で互生し、小葉は4〜8個ついて楕円形~卵形で先はやや丸く、全縁で裏面は粉白色を呈する。花期7~8月、花は総状につき、色は初め黄色で後に黄褐色に変化する。豆果はササゲに似ているので名の由来があるが、イタチの名を冠するのは黄褐色の花色をイタチの毛の色に喩えたから。

itachisasage

→戻る(2013.8.3;奈良県宇陀市大宇陀上新)