オニグルミ(クルミ科)
Juglans mandshurica var. sachalinensis (Juglandaceae)

本邦各地の山野の川沿いによく生える落葉高木。葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は卵状長楕円形で全縁、毛が密生する。花期5~6月。雌雄同株で円内は雄花で前年枝の葉腋から垂れ下がる。種子の子葉を胡桃仁コトウニンと称し、強壮、鎮咳薬とする。核果内の種子は食べられる。名は鬼胡桃であり、鬼は果実の中の核面がでこぼこしていることから、クルミは黒む実が訛ったといわれる。果実の画像は別に示す(2002.7.6、相模湖町寸沢嵐)。

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