オトコエシ(スイカズラ科)
Patrinia villosa (Caprifoliaceae)

本邦各地の日当たりのよい山野に普通に生える多年草。葉は対生し、多くは羽状に分裂する。花期は8~10月。同属のオミナエシ(P. scabiosaefolia)とともに根を敗醤ハイショウと称し消炎、利尿、排膿薬とする。名の由来は男郎花であり、同属のオミナエシに比べてたくましいので、オミナエシの女郎花に対して命名された。但し、オミナエシの真の名の由来は不明である。

otokoeshi
→戻る(2004.8.22;相模湖町寸沢嵐)