本種は香川県小豆島と善通寺市のほか、京都府の日本海側にのみ生育が知られている多年草。かつて四国山地の岩礫地に固有のヒメキリンソウPhedimus sikokianusと考えられていたが、染色体数に違いがあり、区分されている。しかし、個体数が少ないため種の記載はされておらず、まだ学名がつけられていない。以上、香川県資料「3.種の解説」による。