本邦各地の湿った草地、田のあぜ、道端などに普通に生える一年草。花期9~11月。八丈島では染料として利用され、黄八丈きはちじょうはその代表的産物である。そのため、カリヤスの別名があるが、日本画の塗料としても利用されるカリヤスは本種とは別種である。名の由来は葉の形が小鮒こぶなに似ていることによる。