コメガヤ(イネ科)
Melica nutans (Poaceae)

北海道〜九州の山地の林内や草原に生える小型の多年草で、朝鮮、中国、中央アジア〜欧州までの温帯に広く分布する。葉は線形で先は次第にとがり、無毛。葉鞘は4稜があり赤紫色を帯び無毛。花期は6〜7月で円錐花序をなし、数個〜15個の広楕円形の小穂(拡大画像)からなり無毛で赤紫色を帯びる。果実は楕円形、偏平で暗褐色。名の由来は小穂の形が米粒に似るから。

komegaya

→戻る(2013.5.17;香川県小豆郡小豆島町)