本州、四国、九州の道端や畑などに生える一年草。葉は披針形~線状披針形で先は尖り全縁、3~5個ずつ偽輪生する。花期は7~10月。中国では全草をスープとして煮込んだものを食欲増進のために用いるほか、根の抽出液を眼病に用いる。熱帯地方では民間薬として様々な目的に広く用いる。類似種にクルマバザクロソウがある。名は葉がザクロの葉に似ていることからつけられたというが、似ているとは思えない。