ナギナタコウジュ(シソ科)
Elsholtzia ciliata (Lamiaceae)

本邦各地の山地や道端などに生える一年草。対生する葉は卵形~狭卵形で先は尖り、鋸歯がある。花期は9~10月。名の由来は花が片側につく様子を薙刀にたとえたことによる。地上部を香薷コウジュと称し、暑気あたり、浮腫、下剤、口臭に用いる。通例、香薷とは中国原産のE. haichowensisを指すが、同属植物も同名で用いられる。同じ香薷コウジュの名を冠するイヌコウジュは別属種である。

naginatakouju

→戻る(2004.10.18;相模湖町寸沢嵐)