ニワトコ(レンプクソウ科)
Sambucus racemosa subsp. sieboldiana (Adoxaceae)

本邦各地の山野に普通に生える落葉低木。葉は奇数羽状複葉で互生し、長楕円形で先は長く尖り、縁に細かい鋸歯がある。本年枝の先に円錐花序を出す。花期は4~5月。枝を接骨木セッコツボクと称し、消炎、利尿薬とする。花を接骨木セッコツボクと称し、発汗薬とする。髄は植物試料のプレパラートを作るときに利用される。同属類似種にソクズがあるが、本種と異なり草本なので区別できる。

niwatoko

→戻る(花:2004.4.18;八王子市中山;実:2004.5.30;相模湖町寸沢嵐)