本州の島根・山口の両県、四国、九州、沖縄の海岸近くに生える常緑小高木で国外では朝鮮半島南部に分布する。葉は全緑でやや裏面に曲がりこみ、やや長い葉柄があって厚い革質で互生し、先は鈍形で基部は鋭形である。葉の表面は暗褐色を帯びて平滑、裏は綿毛が密生して褐色。花期10月ごろ、葉腋に黄白色の小さな花が密に集まってつく。雌雄別株で画像は雄株である。