ヤクナガイヌムギ(イネ科)
Bromus carinatus (Poaceae)

北米原産の多年草で、牧草として導入されたものが逸出したという。花期は4~7月。スズメノチャヒキの同属種であるが、本種の小穂は扁平で区別しやすい。外花穎の先の芒は同属他種に比べると短い。また、おしべが長く垂れ下がる特徴があり、和名の由来は葯長犬麦に基づく。これまでノゲイヌムギと誤って同定されていた。

yakunagainumugi

→戻る(2004.5.31; 花:2004.7.2; 八王子市柚木)