宮古島以南の南西諸島各島の日当りのよい原野や海岸に生え、国外では台湾、フィリピンなどに分布する常緑多年生のつる性草本で長さ3メートル~5メートルになる。葉は対生し、卵形~卵状楕円形、先は鋭頭で縁は全縁、やや厚い洋紙質で両面とも無毛。花期は3月~9月、葉腋から集散花序を出して紫色の花をつける。袋果は対にならず単生し、披針状長楕円形で、長さ約7センチ、幅約2センチで、同属近縁種よりずんぐりしている。熟すと裂開して一端に長い白毛をつけた種子が裸出する。