喜界島以南の南西諸島および熱帯アジアに分布する大型のつる性多年草で、南西諸島では海岸近くの隆起サンゴ礁石灰岩地域に多く見られる。厚い革質の葉は対生し、楕円形~広楕円形、全縁で先は尖り、表面に光沢がある。葉の裏の側脈は隆起して目立つ。花期は周年、葉腋あるいは茎の先から短い集散花序を出し、多数の白花をつける。果実は長さ約8センチほどの細長い痩果を対につけて下垂し、熟すと裂開して一端に長い白毛のついた種子を裸出する。オオゴマダラの食草として知られる。