コウトウシラン(ラン科)
Spathoglottis plicata (Orchidaceae)

本邦では石垣島、西表島に生え、そのほか台湾蘭嶼らんしょ、東南アジアの熱帯に広く分布する多年草。根生葉は披針形で50センチほどあり、長い柄があり、葉脈が目立つ。長い花茎の先に総状花序を出し、紫紅色の花を多くつける。陽当たりのよい草地に生える地生ランで、「コウトウ」とは蘭嶼の旧名である紅頭嶼こうとうしょに因む。

koutoushiran

→戻る(2004.3.23 希少種につき生育地は秘す)