ランタナ(クマツヅラ科)
Cyperus pilosus (Verbenaceae)

中南米原産の常緑小低木で、南西諸島に帰化している。葉は対生し、卵形で鋸歯があり、先は尖るが、丸いのも混じる。花期はほぼ周年、葉腋から花柄を伸ばし、先に散形花序を出して赤、橙、黄、白などの花を多く混生する。別名のシチヘンゲ(七変化)はその花の色が時とともに変化することに由来する。液果は黒熟する。果実は液果の集合果で黒熟する。有毒といわれるが、実際は毒性は大したことはなく、多食しなければ問題はない(そもそも美味だろうか)ようである。

lantana

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