ミミモチシダ(イノモトソウ科)
Acrostichum aureum (Pteridaceae)

石垣島、西表島、与那国島のマングローブ湿地に生える常緑シダで、国外では中国南部から東南アジア、インドほか熱帯に分布する。葉は羽状で光沢があってやや堅い。胞子嚢は先端部の数対の羽片の裏につく。西表島ではかつてマングローブであったところが水田に開発されたのち、放棄されたところに自生が限られ、本来の生態ではないため、絶滅が危惧されている。

mimimochishida

→戻る(2007.3.14 星立)