インド洋のマスカリン諸島原産といわれ、世界の熱帯~亜熱帯に帰化する多年草あるいは亜低木。高さは1メートル近くになり、在来種のコミカンソウより大型である。直立茎から不規則に枝を横出し、葉は広卵形で先はやや尖って互生、ごく短い柄がある。葉は枝に2列に並ぶが羽状複葉ではない。花期は周年、雄花は葉の下に、雌花は上に出る。果実は直径2ミリほどの球形で淡黄色に熟す。