ヌノマオ(イラクサ科)
Pipturus arborescens (Urticaceae)

沖縄本島以南の南西諸島、台湾、フィリピン、ボルネオの亜熱帯、熱帯に生える小高木。別名をオオイワガネとも称する。葉は互生して、3行脈が目立ち、卵形で、先は尾状に尖り、細かい鋸歯があり、葉の表面は毛があってざらつき、裏面は柔らかい毛が密生して白い。花期は12月~5月ごろ、葉腋あるいは葉腋痕から小さな花が集まってつく。痩果は多肉化した合生花被に包まれ、これが多数集まって白い扁球形の集合果となり、食べられる。

nunomao

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