マルバチシャノキ(ムラサキ科)
Ehretia dicksonii (Boraginaceae)

奄美諸島以南の南西諸島、台湾、南中国の亜熱帯、熱帯に分布する落葉性小高木。葉は互生して厚く、楕円形で鋸歯があり、先は尖る。葉の表面に剛毛がありざらつく。花期は3月~6月、枝先に散房花序を出し、芳香のある白花を多くつける。核果は直径1~1.5センチの球形で、黄熟する。庭木、用材として利用する。同属種にリュウキュウチシャノキがある。

marubachisha

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