モモタマナ(シクンシ科)
Terminalia catappa (Combretaceae)

沖縄本島以南の南西諸島、台湾など旧世界の亜熱帯、熱帯の海岸に生える半落葉の高木。葉は革質で光沢があり、葉柄と中脈に多少の毛がある。葉柄は短くて太く、溝がある。葉身は 倒卵形、全縁、先は丸い。落葉する前に紅く変色するが、全てが色づくわけではない。花期は5月~7月、穂状花序を葉腋につける。核果は長さ3~6センチ、やや扁平の楕円形で、両端は尖り両側の稜が顕著である。種子はナッツ状で食べられる。街路樹、公園樹、染料として利用される。別名をコバテイシとも称する。

momotamana

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