リュウキュウツルグミ(グミ科)
Elaeagnus liukiuensis (Elaeagnaceae)

奄美大島以南の南西諸島の山地に生える常緑低木。日当たりの良いところに生えるというが、かなり暗い林内でも見られる。枝は長く伸びるので「つるぐみ」の名があるが、本土のツルグミのようなつる性ではない。小枝は銀色を帯びた赤褐色、葉は互生し、薄い楕円形で、全縁、先は鋭く尖り、裏面は銀色を帯びる。葉腋から2~6個の白い花を総状につける。実は熟すと橙赤色になり、長さ2センチほど、食べられる。

ryukyutsurugumi

→戻る(2005.3.24 大見謝)