奄美以南の南西諸島各島と台湾、中国南部に分布する常緑小高木。葉は互生、革質で硬くて厚い。葉身は倒卵状長楕円形~楕円形、先端は丸く尖る。花期5月~6月、枝先あるいは葉腋から総状花序を出し、多くの白花をつける。蒴果はつぼ状で長さ6ミリ~1センチ。名の由来はズイナの類で若葉にヒイラギのようなトゲがあるからだが、成葉は完全に全縁となる。