ヒョウタンカズラ(アカネ科)
Coptosapelta diffusa (Rubiaceae)

奄美以南の南西諸島各島に生え、台湾、中国南部にも分布する半つる性低木。葉は対生し、披針状長楕円形~楕円状披針形、先はとがり、全縁で革質。花期は5月~6月、葉腋に花冠が5裂し筒状の白花を1つずつつける。名の由来はつぼみと果実がヒョウタン型だからというが、似ているとはいい難い。つぼみであれば、むしろユウガオの実に似ている。植物園ではマレーシア・インドネシア原産のウリ科Alsomitra macrocarpaをヒョウタンカズラの和名を充てることがあるが、これもヒョウタンに似ているとはいえない。

hyoutankadzura

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