カラスキバサンキライ(サルトリイバラ科)
Heterosmilax japonica (Smilacaceae)

九州南部、屋久島、種子島以南の南西諸島各島の山地に生え、国外では台湾、中国南部、東南アジアに分布する常緑藤本。葉は互生し、卵形で先は尖り全縁、葉腋から巻きひげを出して絡みつく。刺は全株にわたって無し。花期は夏だが、冬でも花実をつけ、葉腋から散形花序を出し、淡黄色の花をつける。果実は液果で、始めは楕円形で、熟すと球形になり、色も緑色から黒に変わる。

karasukibasankirai

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