石垣島、西表島の林内に生え、台湾、フィリピンにも分布する常緑のつる性低木。幹から多数の根が出て、樹木に張り付いてよじ登り、長さは10メートル以上に達する。葉は細長い線形で長く、先はとがる。縁に鋸歯のようなトゲがあり、裏側の主脈にもトゲがある。花期5月~7月、茎の先に数個の傘状の肉穂花序を出し、円筒状の集合果となる。