フクギ(フクギ科)
Garcinia subelliptica (Clusiaceae)

フィリピンと台湾蘭嶼に分布する常緑高木で、南西諸島各島に広く植栽される。石垣島、西表島、与那国島には自生状の個体が存在し、それを自然生とする見解もある。厚く革質葉は対生で、長楕円形~卵状楕円形、先はまるいかややへこむ。花期は5月~6月、葉の付け根あるいは葉の崩落した葉腋痕に帯黄白色の小さな花をつける。液果は直径2.5~3.5センチの球形で黄熟する。

fukugi
→戻る(2005.3.27 星立)