奄美以南の南西諸島各島のマングローブなどに生え、国外では台湾、中国南部、東南アジア、ポリネシアに分布する常緑高木。厚い革質の葉は互生し、楕円形~卵状長楕円形、全縁、先は尖り、長い葉柄がある。花期は6月ごろ、雌雄異株、雄花序は葉腋から5~10センチの穂状に出て、黄緑色の小さな花を密生する。雌花序は長さ2~4センチほどの穂状で黄緑色、花冠はない。蒴果は7ミリほどの扁球形で、熟すると3裂する。