四国、九州の南部、南西諸島各島、台湾、中国、インド、ヒマラヤに分布する中高木。低地から山地まで普通に見られる。葉は、通例、3出複葉で長い葉柄があって対生する。小葉は長楕円形で先は尖り、表面に光沢があり、無毛、浅い鋸歯がある。花期は5月~6月で、円錐花序を頂生して小さな花を密につけ、よく目立つ。液果は球形で直径7ミリ~1センチ、熟すと赤くなる。名は木を切ると水液が多く出ることに由来するという。