マダガスカル原産の大型のカヤツリグサ属の多年草で、水辺や湿地を好んで生える。花茎の先端から、長さ10~20センチの線形の葉状の苞を多く出し、輪生状になる。苞の中心から多くの花枝を出し、それぞれの先に茶褐色の小穂を掌状につける。名は輪生状の苞の形状がシュロに似ているので名付けられた。観賞用に栽培されたのが逸出した。