大東島、西表島、与那国島、台湾、南中国からインド、東南アジアに分布するつる性の多年草あるいは亜低木。陽当たりのよい路傍などに生え、西表島では目につきやすいが、意外に生育地は少ない。葉は互生して長楕円形、先は尖り、全縁ないしわずかに微鋸歯がある。花期は2月~5月ごろ、茎の先に円錐状の散形花序を出し、まばらに頭花をつける。若葉は食べられるという。