化合物和名:ヌファリジン、デオキシヌファリジン、ヌファラミン (Nupharidine)
骨 格 名:キノリチジン、ピペリジン
生合成経路:イソプレノイド
スイレン科コウホネ(Nuphar japonicum)に含まれるセスキテルペンアルカロイド。キノリチジン(Quinolizidine)あるいはピペリジン(Piperidine)環を含むが、アミノ酸を前駆体とするものではなく、ファルネシル二リン酸(FPP)にアンモニア性窒素が導入されて構築される。アルカロイドであるが、コウホネの根がかつて食用にされていたことから、毒性はあまり強くないようである。