キク科ベニバナ(Carthamus tinctorius)の花に含まれる色素は紅色のカルタミン、黄色のサフラワーイエロー(サフロミンAなどの混合物)があり、いずれもフラボノイドの一種であるカルコン骨格を有する。配糖体なので水溶性の色素として、食品、化粧品の着色に用いられる。