生薬ケイヒに含まれるフェニルプロパノイド系芳香成分。日本薬局方収載の精油であるケイヒ油はクスノキ科セイロンニッケイ(Cinnamomum verum)やC. cassiaの樹皮から調製されたものであるが、本物質を70~80%含む。動物実験で鎮静、解熱作用のあることが報告されている。