ナス科クコ(Lycium chinense)、ナガバクコ(Lycium barbarum)の根皮(地骨皮)に含まれるポリアミン系アルカロイドの一種。オルニチン由来のスペルミンにと2分子の3,4-ジヒドロキシフェネチルピルビン酸から生合成されると考えられる。血圧降下作用が確認されている。果実(枸杞子)にポリアミン系アルカロイドあるいは類縁の含窒素化合物は知られていない。