クコ(ナス科)
Lycium chinense (Solanaceae)

日本全土の川の土手や溝の縁に生える落葉低木。花期8~11月。中国原産同属種のナガバクコとともに果実を枸杞子クコシ、根皮を地骨皮ジコッピと称して、強壮、解熱、止瀉薬とする。根にはクコアミンA,Bなどのポリアミンアルカロイドや各種アミド誘導体が含まれる。一方、果実はβ—カロテンなどのカロテノイドを含み、アルカロイドの存在は知られていない。

kuko

→戻る(花:2004.8.26;実(円内):2004.10.18;帝京大学薬用植物園)