ヒガンバナ(Lycoris radiata)、ハマオモト(Crinum asiaticum)ほかヒガンバナ科植物に広く含まれるヒガンバナ科アルカロイドのうち、もっとも代表的なもの。チラミンとプロトカテクアルデヒド(いずれもチロシン由来)の縮合で得られるノルベラジン(Norbelladine)を前駆体として生合成される。催吐作用があり、有毒とされるが、毒性はそれほど強くない。