ツヅラフジ科オオツヅラフジ(Sinomenium acutum)に含まれるアルカロイド。モルヒネと同じモルヒナン骨格をもつが、立体構造は光学的に逆である。薬理作用として肥満細胞からヒスタミンとヘパリンを遊離させることが知られ、その結果、細血管拡張、血管透過性亢進、平滑筋収縮、胃液分泌亢進作用を示す。