ナス科ジャガイモ(Solanum tuberosum)の芽(胚)に含まれるステロイドアルカロイド配糖体。α-、β-、γ-の三種があり、下の構造式はα-ソラニン。アグリコンをソラニジン(solanidine)と称する。溶血性があり、頭痛、嘔吐、胃炎を起こし、ジャガイモによる中毒の原因物質である。